田舎のヒロインわくわくネットワーク全国集会@早稲田大学 その①

3月初旬、早稲田大学で催された「田舎のヒロインわくわくネットワーク全国集会2013」に参加してきました。大変に遅ればせながらのレポートアップ。


NPO法人田舎のヒロインわくわくネットワークとは ↓

私は2年前より正会員になりました。2年前の全国集会の模様はこちら。↓(ブログ)

今回の旅は、ヒロインを立ち上げた山崎洋子さんにとって次世代にバトンタッチする場になると聞いて、それをこの目に焼き付けたいというのが一番の大きな目的でした。が、次々と個人的ミッションを追加。いつもなら息子を夫に託して一人で出かけるのですが、今回はそれは叶わず、、、そこで思い切って、息子との東京2人旅を決意。

田舎暮らしの5歳児を大都会へ連れて行き、世界を広げさせる!

という、母なる大きなミッションがもう一つ加わったわけです。大げさに聞こえますが、福井県のなかでも指折りにのどかな、コンビニもない海沿いの村で暮らし、地元えちぜん鉄道(ほぼ一両編成)の電車にしか乗ったことがない。最近では福井市街地に行くだけでも「うわー、建物がいっぱい」と口にするようになった5歳児を私一人で東京へ連れていくのは、そりゃ、もう、大ごとなわけですよ。でも、新幹線も高層ビル群も大衆も、TVや本ではなく、自分の目で見ることも大切。いい機会だと考え、連れて行くことにしました。

そして、さらに自らミッションを追加。1日早く福井を発ち、立川で暮らす親友におねだりして、泊めてもらうことにしたのです。何がミッションかというと「大荷物と5歳児を抱えてラッシュ時の中央線に乗り込む」こと。「わーい、新幹線に乗れる!●●君に会える!」とウキウキの息子をよそに、母はドキドキしながら、2泊3日の東京2人旅へ出かけました。


(1日目 芦原温泉駅)
JR芦原温泉駅から特急しらさぎに乗車。しらさぎを見て「わー、新幹線きたよ!違うの?サンダーバード新幹線だね!」とはしゃぐ息子。「しらさぎ」だってば…。


(1日目 米原〜東京駅)
米原で乗り換えて、いざ新幹線へ。しかし、初めて目にする新幹線にびびったのか、息子は「もう見たから記念写真はいいよ」と捨て台詞を吐いて、さっさと新幹線に乗車。挙げ句、乗り換えの緊張から新幹線内で爆睡。なんかモッタイナイ!


(1日目 東京駅〜立川駅)
午後6時過ぎに東京駅着。サラリーマンやOLで溢れる中央線の改札に向かう途中、「お母さん!すごい人だよ!今日、何のお祭りなの?怖いよ!」と息子。お気持ちは分かるが、すくみ足はやめてー。びびる息子を引っ張って無事にホームに辿り着いたものの、乗り込む電車が「ビジネス快速」だと分かり、一抹の不安がよぎる。しかし、ここで奇跡が!

息子が自宅から持参した本(私鉄電車のミニ図鑑・上の写真にちらり写ってる本)の表紙を飾る車両がホームへと滑り込んできたのです!

「お母さん!あの電車、僕知ってるよ!!」

ほー、そういえば表紙の電車だ!びびりまくりだった息子ですが、お陰で少し落ち着きを取り戻しました。息子の鉄分は薄い方ですが、鉄ちゃんバンザイ。助かった。息子と大荷物で両手が塞がる中、母は必死で空席を確保し、無事に立川へと辿り着いたのでした。

(1日目夜 立川市)
立川駅で待ち合わせし、親友A宅へ。彼女の息子ちゃんの顏を見た瞬間、ようやく我が息子の表情がやわらぎました。従兄弟同士のような関係になってくれつつある彼ら。2ヵ月ぶりの再会。

その夜は、もう1人の親友Bも駆けつけてくれ、数年ぶりの3人集合。今回の旅のもう一つの目的は、彼女達に会うこと。甘え下手な私ですが、この2人だけには素直に「ヘルプミー」と言える。彼女達に会いたくてやって来たのでした。笑って泣いて語り合って(そして飲んで)。お陰でたっぷり心の充電ができました。そして、いつでも歓迎してくれる親友Aの旦那様にもめっちゃ感謝の夜でした。

さて翌日はいよいよ全国集会。息子を預かってくれるという親友Aの言葉に思い切り甘えて、1人身軽に早稲田大学へと向かいました。息子の食事のことも、何も考えずに「よろしく!」と預けて出かけちゃった私。甘え過ぎですな。。なのに、嫌な顏ひとつせず「いってらっしゃい」と言ってくれたA夫妻。私は人に恵まれている、マジで。

つづく。

at 10:52, kanako, 編集人kanako

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【畠山】仕事実績用/facebookページ

猛暑が続きますね。
猛暑、酷暑という言葉は、昔はあまり耳にしませんでした。
言葉は常に変わっていく、生き物のようなものなんでしょうね。



さてさて、私個人の仕事実績を整理するために、
専用のfacebookページ を作りました。

下記をクリック ↓ (ついでに「いいね!」も押してね♡)


こちらを少しずつアップしていく予定です。
その他、進行中の仕事についてや、仕事関連の雑感もこちらで掲載していきます。
どうぞよろしくお願いします!


本サイトもリニューアルしたいな、と思いつつ、いつになるやら分かりませぬw。
気長に待っていてくださいな。


かなこ。

at 09:41, kanako, 編集人kanako

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【畠山】仕事実績用/facebookページ

猛暑が続きますね。
猛暑、酷暑という言葉は、昔はあまり耳にしませんでした。
言葉は常に変わっていく、生き物のようなものなんでしょうね。



さてさて、私個人の仕事実績を整理するために、
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http://www.facebook.com/hatakeyamakanako.works

こちらを少しずつアップしていく予定です。
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気長に待っていてくださいな。


かなこ。

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田舎のヒロイン集会 in べにや に参加して

3月16日、田舎のヒロイン緊急集会が、
あわら温泉「べにや」旅館にて開催されました。

食、暮らし、命としっかり向き合っている
農業従事者の女性が全国から集まり、いま起きているさまざまな問題について話し合いました。

私は今回、ヒロイン集会にはじめて参加させていただきました。
そこで、人として、親として、女性として、多くのことを学びました。
報告書用に書いたレポートを転載します。
一人でも多くの人に
「学び考える」きっかけをつかんでもらえたら嬉しいです。


 → 田舎のヒロインわくわくネットワーク についてはこちら

ヒロイン代表のやまざきようこさんは、
おけら牧場のようこさん。
我が家の牛乳と卵は、こちらから買わせていただいてます(激ウマ
そしてこのブログでもたびたび取り上げた地域通貨COWは、
おけら牧場/ラーバンの森のコミュニティをベースに活動しています。


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「今回は、洋子が最後になるからなぁ」
 牛乳と卵を配達してくれた一之さんが、我が家の玄関で何気なく放った言葉がきっかけだった。夫の仕事が重なっていたため参加を断念していたが、洋子さんにとって最後の全国集会というのなら話は別だ。私はまだ、ヒロイン集会に参加したことがない。一之さんの姿が見えなくなった途端に夫に懇願した。
「ねぇ、仕事をずらせない?私、参加するべきだと思うの!洋子さんを見たいの!」
 夫は、仕事は何とかすると即答してくれた。リーダーとしての洋子さんを自分の目で見ておくべきだと、背中を押してくれたのだ。普段は優柔不断なのに、こういう時の決断は驚くほど早い夫。おまけに家事も育児も任せられる。頼もしい夫が隣にいてくれることは、私にとって大きな強みだ。
 さっそく申込書をラーバンの森に取りに行くと、洋子さんに「かなちゃん、スタッフとして手伝ってみんか」と言われた。農家ではない私が数ヶ月前から動いている実行委員会に直前に加わるのは申し訳ない気がしたが、どうせなら内側に入って見る方がよほど面白い。喜んで実行委員に加わらせていただくことになった。

 打ち合わせに参加して、自分の役割分担が決まった。ラーバンの森に通うのは久しぶりだったが、福井チームのメンバーには地域通貨COWの仲間も多く、すぐに馴染んだ。私はエディターとして広告まわりの仕事を本業としている。パンフレットやカタログなどの広報物を制作したり、あちこちに出かけて取材して原稿を書いたりするのが仕事だ。この仕事が好きだし、ずっと続けるつもりだが、自分の仕事に何かが足りないとずっと悩んできた。山崎家と出会ってから学んだこと、地域通貨COWや地域づくりに関わって感じたこと、神主の嫁となり見えてきたコミュニティの原点。あれもこれもと興味が広がるなか、「私の原点、やりたいことは【暮らし】を見つめることだ!」とようやく口にできるようになったのが、昨年末のことだった。生活に密着した仕事を自分で作ってみたい。漠然とだが芯が固まっていたせいか、久しぶりのラーバンの森はこれまで以上に心地よかった。
 あとは心おきなく参加できるように、自分の仕事を調整するだけ。そう思って仕事のスピードをあげた矢先の出来事だった。取材にでかけた福井市で地震速報を受け、カーテレビから流れるニュースに凍り付いた。「地震はまだおさまらない。なにかとてつもない恐ろしいことが、まだまだ続く」そんな嫌な予感が体中を駆け巡り、慌てて仕事を切り上げて自宅へと戻った。「家族と一緒にいなければ」それだけを考えていた。

■3月13日
 午後7時半、震災後初の実行委員会があった。テレビから流れる惨状に身動きができないまま2日が経過。全国集会をやるべきなのか、自分なりに答えをまとめてラーバンの森へと向かった。10数名が集まり、重い空気のなか、一人ひとりが順に意見を述べていく。中止にすべきという人。集まるべきだという人。どれも正しい気がして、意見を聞くたびに私の心も揺れた。みな原発のことが頭から離れない。けれど、最初から最後まで、洋子さんだけは意見がぶれなかった。
「こういう時だからこそ、みんなで集まって考えよう!原発も農業もTPPも、全てが無関係ではないんや。いま話し合うことが大事なのよ。命がけでやるからこそ、真剣に考え学ぶことができる。日本人はすぐに忘れてしまうから、一ヵ月後では遅い。」
 なぜ延期ではダメなのか。こんなに大きな震災、一ヵ月で忘れるわけがない。原発のことは大切だが、福井の広告業界で働く私は、福井の経済社会がいかに原発から抜け出せなくなっているかを目の当たりにしている。経済だけではない、教育もだ。そのため、原発問題をてっぺんに掲げると、学ぶべき人の足も遠のいてしまうのではと危惧していた。そんな時、開催場所である「べにや旅館」の女将、奥村智代さんが口を開いた。
「べにやは、100人であっても20人であっても対応します。だから、旅館のことは気にしないで決めてください。命がけでやらないと、物事の真実は見えてこない。洋子さんの仰る通りと思います。私は、こういう時の洋子さんをしっかりと見て、そして学びたい」
 私は、智代さんの言葉にハッとした。べにや旅館といえば、北陸でも指折りの老舗旅館だ。幼い頃から祖母に、福井一の旅館だと聞かされた。その旅館の女将が、損害を承知の上で言い切っている。智代さんの言葉を聞いて、私はようやく冷静になれた。最初は、一ヵ月延期したところで熱意は変わらないと思ったし、家族といることが何よりも大切だと思った。けれど、いま話し合わなければ社会はもう変えられない。いま学び考えなければ、私たちは真実に向かって動き出す大きな機会を逃すことになる。それに、今こそ洋子さんを間近で見て学びたい。それならば、私の答えはひとつだ。
 そして、私はようやく理解した。意見はまっぷたつに割れていたが、洋子さんが「やるよ!」と断言するのをみんなが待っている。一方で、洋子さんは自主的に意見があがってくるのを待っている。だから話し合いが膠着しているということを。その時、終始冷静に話を聞いていた相模さんが、洋子さんの肩を叩きながら言った。
「この人は、きっと一人でもやるよ」
 その瞬間、気持ちがすっきりしたのは私だけではなかったと思う。本来は、こういう流れで決まるべきではないのかもしれないが、緊急事態は別だ。ずっと中止を訴えていた梶谷さんは「本当は最初から、洋子さんがやると言ったら私はついていくつもりでした」と告白した。やっぱりな、と思ったが、梶谷さんが反対し続けてくれたから、私は開催するべき本当の意味を理解することができた。そして相模さんの冷静な言葉。ヒロインチームはすごい。閣僚会議もこれくらいのチームワークがあれば、日本はあっという間に変わるのになと思った。
 メンバーで分担して参加申込者に電話連絡し、開催の旨を伝えることになった。しかし、プログラム変更は必要だ。細かな内容については、翌日夜にまた話し合うことになった。気がつけば、午前0時を回っていた。

■3月14日
 朝、割り当てられた参加者に電話をかけた。「こんな時に全国集会をやるのか」という非難を覚悟していたのに、開催を喜ぶ声がほとんどで驚いた。ホッと胸を撫で下ろしたが、すぐさま事態は急変する。午前11時頃、福島第一原発3号機の爆発が報じられ、夜に行われる予定だった実行委員会は前倒しとなり、午後3時にメンバーが召集された。
 申込者のほとんどが参加希望だと判明したが、130名のうち50名ほどが県外からの参加者だ。原発事故の被害拡大が予想されるなか、このまま開催してよいのかと再び悩み始めた。
 さまざまな意見を出し合いながらログハウスで話し合っていると、突然、携帯が一斉に鳴り始めた。震度4の揺れがくるという緊急地震速報だったため、慌てて森のなかへと逃げた。幸い、大きな揺れはなかったが、今すぐ子どもを迎えに保育所に飛んで行きたいというのが、その時の私の正直な気持ちだった。こういう事態では、全国集会はやめるべきではないか。しかし、今だからこそ学び考えるべきだという熱意は変わらない。どうするべきか。森の中で、みんなで議論した。そして、「全国」という冠は取り除いてプログラムを変更し、福井県内の参加者を中心とした「ヒロイン集会」に切り替えて開催するになった。
 帰り際、洋子さんが私の顏をまっすぐに見つめ、人差し指と中指を掲げ「ヒロイン集会、やろう!よろしくね」と言った。洋子さんは、同じ仕草で、同じ言葉を、私と同世代のメンバー、なっちゃんやみゆきちゃん、えこちゃんにも伝えていた。その時、洋子さんの心が少し見えた気がした。もしかしたら、リーダーとして揺るぎない意見を保ちながらも、誰よりも心を痛め、悩んでいたのは洋子さんだったのかもしれない。そのうえで洋子さんがさらに心を固めたことが伝わってきて、私は大きく頷いた。

■3月15日
 相手は原発だ。人間の手に追えない怪物のようなものだ。それが最悪の形で証明されることとなった。15日早朝、原発の爆発が相次ぎ、メルトダウンの可能性が報じられたのだ。避難エリアも拡大し、前日の爆発とは比べものにならないほど危険な状況になった。パソコンやテレビで情報を集めながら、私は恐怖と怒りで体の震えが止まらなかった。なぜ、こんなことになったのか。そして、爆発したものと同タイプの原子炉が、なぜ福井県でたった今も稼動しているのか。福井には原発推進、反対、賛否両論いろいろあるが、そういう問題ではない。同タイプの原子炉を止めない社会は、正常ではない。狂気だ。唇を噛み締めながら、ラーバンの森へ向かった。午後1時半から、再び実行委員会が開かれた。

 原発事故の今後の展開や交通パニックを考えると、中止にせざるをえないとの判断になった。しかし、べにや旅館に迷惑をかけてしまう。この時は、智代さんだけでなく、ご主人も一緒に話し合いの場にいらしていた。(きっと困っているだろう、だからご主人も一緒なのだろう)と思ったが、それは私の思い違いだった。
「昨日もお伝えしたとおり、べにやのことは気にしないで決めてください。本物を提供すれば、お客さまは必ずつながっていく。べにやはそうしてやってきたのですから、今回が中止になっても大丈夫です」
 こういった内容を、女将の智代さんがみなに伝えた。
「キャンセル料もいらないと言ってくれているけれど、そうは言ってもビジネスは別問題なのだから、ご主人の話も伺いましょうよ」
と、梶谷さんが尋ねると、奥村さんは
「べにや旅館は福井地震に遭い、芦原大火では旅館を焼失しましたが、そうした災害を乗り越えて、本物を提供することで今日までやってきました。だから、今回中止になっても、べにやが無くなるわけではないのですし、大丈夫です。私たちも、こういう形でヒロイン集会に貢献したい」
と、いう主旨の話をされた。
 状況が二転三転するなかで、そのたびに旅館は振り回され、現場から不満の声もあがっているはずだ。それなのに、夫婦が一糸乱れず、きっぱりと申し出てくれた。2人の言葉を聞いて、背中がゾクッとした。心がしびれた。感動して胸が詰まった。べにや旅館は、このご夫婦は本物だ。日々、本物の仕事をしているからこそ、口にすることができる言葉だ。むちゃくちゃカッコいいし、本物であることの大切さを教わった。私も、そう言い切れる仕事をしていきたい。べにや旅館は庶民がなかなか泊まれる宿ではないが、多少の無理をしてでも泊まる価値がある宿なのだ。
 こうして奥村ご夫妻の言葉に後押しされ中止を前提で話が進んだが、今だからこそ学び考え話し合うことが重要だという意見は、メンバー間でも揺るがない。そこで全国集会とは別途「ヒロイン緊急集会」を開催することになった。
 福井県内の参加申込者のなかで「どうしても話し合いたい」という人だけを集めて、べにや旅館の大広間を貸していただき、16日午後1時〜6時頃まで緊急討論会を開く。すでに福井に向けて出発している県外参加者約30名と実行委員はべにや旅館に宿泊し、夜も話し合いを続けることになった。
 全国集会の中止、宿泊の取りやめ、緊急集会の開催を知らせるために、実行委員が申込者に再び電話をかけた。2日前に開催すると連絡したばかりなのに、今度は中止のお知らせなのだから批判もあがるだろう。緊急討論会にせいぜい30人くらい集まれば御の字だと、メンバー間で話していた。
 私が最初に電話をかけたのは、あわら市まで車で片道1時間半ほどかかる嶺南地区の女性だった。事情を説明すると、緊急討論会だけでも参加したいと言う。実行委員へのねぎらいの言葉、そして電話の向こうから伝わる真摯な姿勢。目頭が熱くなった。その方は、原発のすぐそばで暮らしている。
 ひととおり電話をかけ、集計を待つ。結果、緊急討論会に70名ほどの参加者が見込まれた。
 震災後、家族と離れることが怖くなった。被災地のことを考えて、泣いてばかりいた。原発震災という人災が、夢の中まで追いかけてきた。きっとそれは、私だけではないと思う。緊急討論会への参加が命がけというのは、決して大げさな表現ではない。けれど、「こういう時だからこそ、学び考え話し合うことが大切」との想いを通ずる人がこんなにもたくさんいる。「こんなことなら、中止にせずとも良かったかもね」と誰かが冗談まじりに言った。
 緊急集会に変更した以上は、近いうちに全国集会を改めて開催しなければならない。洋子さんは「私、これで全国集会は卒業しようと思っていたのに、まだ続けなければあかんくなったわ」と笑った。緊急討論会は充実したものになるに違いない。そんな期待を抱きながら、明日の役割分担を確認して、家路についた。

■3月16日朝
 私はおにぎり係。集合時間を少し遅れてラーバンの森に着いた。ちょうど洋子さんが母屋から出てきたところだったので、ログハウスに入る前に挨拶を交わした。何を話したかは覚えていない。洋子さんの目がいつもとまるで違う強い光を放っていたから、たじろいでしまった(もしかしたら、ただの寝不足だったのかもしれないけど)。こんな時勢に集会を決行するということは、それ相応の批判がでるはずだ。実行委員が何日も議論して出した答えは、簡単には理解してもらえないだろう。それでも、やるのだ。そこには覚悟が必要だった。洋子さんの表情を読み取って、わくわくしている自分がそこにいた。今日はいよいよ本番だ。明るい気持ちで腹を据えた。
 ログハウスに入ると、千賀子さん、けいこさん、みきさん、なっちゃんが、ガス釜で炊いたお米でおにぎりを握っていた。慌てて「おにぎり隊」の輪に加わる。和やかに世間話をしながら握るおにぎりは、とても美味しかった(つまみ食いをしました、ごめんなさい)。
「かなちゃん、頼まれてくれんか」
と、千賀子さん。とある挨拶文を添削して欲しいとのことだった。千賀子さんは市の議員さん。さまざまな場で挨拶をするが、行政から予め配られた挨拶文は読みたくない、自分の言葉で伝えたいと、自分で挨拶文を書いており、それを添削してほしいということだった。ヒロインから生まれた議員は、結構カッコいい。でも、はっきり言って全国集会とは何の関係もない!けれど農家でも事務局でもパネラーでもない私が、自分の仕事で役に立てることが嬉しかった。「夜までに添削しておきますね!」割烹着姿で大きなおにぎりを握る千賀子さんに、笑いながら返事をした。そして80個ほどのおにぎりとともに、べにや旅館へと急いだ。

■3月16日午後 ヒロイン緊急集会
 受付はべにや旅館のロビーに設けられ、続々と人が集まってきた。実行委員である吉村みゆき氏の挨拶と黙祷から緊急集会は始まり、あわら市長である橋本氏の挨拶。続いて、べにや旅館の女将、智代さんが「命がけで学ぼう」という心を参加者に伝えた。そして洋子さんが、田舎のヒロイン、TPP問題、そして緊急集会を開催するにいたった経緯を説明する。30名ほど集まればいいと開催を決めた緊急集会だったが、なんと100名ちかい参加者が集まっていた。洋子さんに出会い、惹かれ、遠方から駆けつけた大勢の参加者が洋子さんの見つめる、その光景を見た時に、この日、この場を作ることに、どれほどの覚悟と信念が必要だったのか、事の大きさと洋子さんの大きさを感じて、しっかりと自分の目に焼き付けなければと思った。

「今こそ見える世界の中の日本」「原発、いま起こっていること」「経済成長のない豊かさってあるの?」この3つを柱に、緊急集会は繰り広げられた。休憩時間は設けず、会場の隣に飲み物を用意し、会場の出入りは自由というスタイルで、午後1時半〜午後7時半頃まで6時間ぶっ続けで行った。長時間にも関わらず、ほとんどの参加者が始まりから終わりまで真剣な眼差しで話に聞き入り、意見を交わす。私は終始、会場の熱気に圧倒されていた。私の親世代である女性たちが、一言も聞き漏らすまいといった気迫でパネラーの話に耳を傾けている。6時間という長丁場にも関わらず、会場の集中力が途切れることはない。
「日本の女性はすごい!彼女たちが日本を育ててきたんだ。日本は強い。日本はきっと大丈夫だ!」
 会場を幾度となく見渡しながら、私は大きな勇気をもらっていた。日ごろから、さまざまなセミナーや研修に積極的に参加するようにしているが、こんなにも充実した場には出会えなかった。以前は地域づくりや食、コミュニティづくりに積極的に参加していたが、今は少し遠のいている。けれど、やはり私はこの場が好きなんだ。「ここに私の場所を作りたい」と改めて感じ始めていた。

■3月16日夜
 集会が終わり参加者らが帰った後、全国のヒロインから提供された食材を使った料理を堪能して、ほのかに酔いながら本物に囲まれる幸せを味わった。楽しければ楽しいほど原発のことが頭に浮かんだが、「こんな穏やかな宴は人生最後かもしれない」とどこか観念しながら、今を精いっぱい享受しようと心のなかで呟いていた。
 食事をすませると、すぐさまヒロイン総会が開かれ、正会員以外の実行委員もみな参加した。深夜遅くまで今後の動きに向けた議論が交わされ、ふらふらになりながらも知恵を絞り、ようやく待望の温泉につかったのは午前1時を過ぎた頃だった。欲張って長湯した私は少しのぼせてしまったが、良質のお湯と美しい庭(うっすらと雪化粧した日本庭園!)に心身がときほぐされ、ようやく緊張がゆるんだ。べにや旅館には、改めてゆっくり足を運びたい。いつか母を連れてきてあげたいなと思いながら、床についた。

■3月17日朝
 朝7時半には、朝食が用意された広間にみな集まっていた。各テーブルに用意された新聞を読み始めると、一之さんの顔色が変わった。もしかしたら、メルトダウンが現実のものになってしまったのかもしれない。緊迫した見出しが一面に打ち出されていた。昨日学んだ原発の仕組み、社会システム、これらを照らし合わせると、最悪のことしか想像できなかった。関東にいる大切な人たちの顏が次々に浮かび、不安でいっぱいになった。
「緊急集会をしよう」
 一之さんと洋子さんがすぐさま決断した。緊急集会の、そのまた緊急集会なのだから、その場がいかに張りつめた空気だったのか想像できるだろう。事態は刻々と悪い方向へ動いており、ヒロインとしての被災者支援、ヒロインとしての社会的な動きを打ち出し、原発の本当の情報をつかみ理解することが必要だった。べにや旅館の和室を借りて40名ほどが集まり、緊迫した空気のなか意見を交わした。防災の専門家である武生の井上さんの見解を聞いて少し冷静さを取り戻し、今後のヒロインとしての取り組みについて議論した。
 私一人だったら、ニュースを見て愕然とし、ただただ泣くばかりだっただろう。けれど、この場は違う。みんな前を向いて、しっかりと学び、真剣に考えている。原発事故の結末が見えないのと同じように、話し合いに答えは出なかった。けれど、いま何が必要で、何をすべきなのか。それだけは分かった気がした。こうして田舎のヒロイン緊急集会は終了し、長い長い2日間が終わった。


■後記
 ヒロイン集会に参加して、しっかりと考え、学び、自分の意見を持つことは、自分の視界をぐんと広げてくれるのだということを知りました。視界が広がると、分かち合う心を持つ余裕が生まれました。実行委員会に参加させていただいたことで、それ以前の自分とは少し違う自分になれたような気がしています。
 ヒロイン集会のなか、挨拶文や司会のコメントの原稿をチェックしてほしいと2人の方に頼まれ、自分の仕事が役立てたことがとても嬉しかったです。これまでは生産者ではない自分の無力さをいつも感じていましたが、今回は私にも「言葉で綴る」という役目があるのかもしれないと思いました。
 8年程前に洋子さんに「ただ文章を書くのではなく、書きたいことがある生き方をしなきゃ」と言われ、それ以来、私は何を何のために書いているのか自問自答してきました。今回、少しだけその答えを見つけることができた気がしています。
 長々とした報告書となってしまいましたが、緊急集会の舞台裏を伝えることができたら幸いです。

at 17:29, kanako, 編集人kanako

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内職、じゃないです。。

夕方、息子のオムツを買いに行ったドラッグストアーで、去年同じクラスだった子のお母さんに遭遇。いつもは挨拶程度なんだけど、ちょっとだけお喋りしました。うちの保育所では少数派のフルタイムで働くママ同士ということもあって、一度お話してみたかったのー!それに美人さんだし。なので、嬉しかったなー。でも、緊張して、若干カタコトになってしまったw 子ども繋がりで出会った方と話すと、ド緊張してしまう癖。直さないとなー。。。でも、またお喋りしたいなー。ほんと、うれしかったわー。

ただ、ひとつ、シュンとなったことが。

私の説明が悪かったからなんだけど。

私の仕事は「家で内職してる」と認識されていたみたい。

そして、その誤解は、溶けなかった気がします。。。

「家で仕事している」という点では、
いわゆる内職と共通するものがありますけれど。けれど。

内職じゃないよぉ〜(泣

自宅の2階を丸ごと仕事場にしているので、
夫婦そろって平日昼でも家にいることも珍しくありませんが、
バリバリ仕事してるのよー。
むしろ、むっちゃ忙しいのよー。
徹夜だってするんですよー。
むしろフルタイムよりフルタイムな職業なんですー。

でも、言えませんでした。
だって、ひと言で説明できないから。。。

改めて、分かりづらい職業だなーと痛感した瞬間でした。自分の親ですら、私がどんな仕事をしているのかは、たぶん、良く分かってないだろう。それくらい、一般的には、何をやっているか分からない職業だもんねぇ。仕方ないっちゃあ、仕方ないんだけど。

このままでは、「松村さんのとこ、親御さんが家にいらっしゃるみたいだから」という理由で、保護者会の役員とか、将来的にはPTA役員とか、いっぱい回ってきてしまうんじゃないだろうか。なんて不安が頭をよぎりました。怖いなぁ。。。

「悩める自営業者妻の会」のみなさまへ。
次回お会いする時は
「仕事が忙しいアピールの方法」を議題に入れてくださいませ。

自営業で子育てをしている夫婦は、いろいろな問題にぶち当たるのが常。行政に、自営業者の育児制度を少しは考えていただきたい!
そんな怒りにも似た願いが、ますます強まっていくのでした。

at 23:37, kanako, 編集人kanako

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嶺南二州、農家めぐり取材

嶺南の敦賀市と三方郡をあわせて「二州」と呼びます。4月上旬、その二州の農業生産者を訪ねる取材に行ってきました。直売所や有機農家などを1日で10カ所以上(!)を巡るという過酷なスケジュールでしたが、いやはやどうして、感動しました。

嶺北、とりわけ福井市以北の農業事情に関しては、この業界(どの業界よ?w)では精通している方だと自負しておりますが、嶺南は私にとって未開の地。取材前から、とってもワクワクしておりました。で、フタを開けてみると、美味しいと楽しいのルツボ!取材の合間をぬって、ちゃっかり買い物をしてきました。以下、レポです。

敦賀市・ささえたまご農園では、自然卵を直売。
「どっちの料理ショー」の特選素材にも選ばれたことあり。

ボリスブラウンさん。


烏骨鶏さん。フワッとしていて、むちゃくちゃ可愛かった。

鶏を大自然のなかで平飼いしているささえさん。脱サラし開園したのが8年前。当時、おけら牧場に相談しに行ったんだそうです。「おけらの卵、食べたいよぉ;」と日々呟いている私。ここに来て、手ぶらで買えるわけにはいきません。ということで、こちらの卵を即買いしました。

烏骨鶏の卵/6個1500円 

を売っていたのですが、さすがに手が出ず、
ボリスブラウン自然卵10個600円を購入。


家に帰って、すぐに卵かけご飯にして頂きました。卵の黄身の穏やかで美しい色だこと!「卵の黄身が濃い方が、良い卵」と思い込んでいる人が多いのですが、そうではないのですよ、皆さん。味は、雑味がない澄んだ感じ。心地よく体にスウッと入ってくるんです。一口食べただけで、テンション上がりました。

でも、せっかくだから、思い切って烏骨鶏の卵も買ってこれば良かったと、後悔することしきり。同行したデザイナーさんは烏骨鶏のを買ってました。

取材に同行したクライアントは、福井の農業事情のエキスパート。とりわけ三国にも詳しい方だったので、最近、生協でもみじたまごを買えなくなって困っていることを伝えると、アドバイスをくださいました。個人的には、これが何よりの収穫でした☆



お昼ご飯を兼ねた取材に伺ったのは、久々子湖ほとりにある「ラ・しじみ」。三方五湖で天然しじみが採れるんですってよ!!地元の魚介類とシジミ汁がついて、ランチ700円。安い!これから嶺南取材時は、ランチはこちらに決定です。



デザートまでいただいちゃいました。
フレッシュハーブティーや手づくりシフォンケーキ、プリン。

他にも、ミルクスイーツを作っている酪農家のおばさんや、花苗づくり名人のパワフルおばさま、自分の手で育てた野菜を使って惣菜づくりをしている農家の加工グループのみなさまなど、たくさんの人にお会いすることができました。

信念と誇りを持って、輝きながら働く女性たち。彼女たちの仕事への情熱、生き方そのものから、いろいろなことを教わった一日でした。「安心・安全な食」を貫くことの大切さ。真剣に仕事に取り組む姿勢。そして何より、大変な仕事でも明るい笑顔で乗り越えるエネルギッシュなパワーに圧倒されつつ、励まされました。

私の仕事は、こういう場面に出会えるからやめられないのよねー。このお仕事での成果物はまだ発刊されていないようなので、出来たらお知らせしますねー(って、芸能人風?

もちろん、名産・福井梅もゲットしましたよ(取材先で頂戴しました。ちゃっかりと)。福井梅って、大相撲の優勝力士に献上されてるんだって。知ってた?



at 14:34, kanako, 編集人kanako

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牛丼のない吉◎家

先日、市内の某社にて一日中、缶詰状態でお仕事していました。
とある企画書制作のお仕事。こういうお仕事もするんですよー。

今回は「企画をする」のではなく「企画書をまとめる」、いわゆる代筆です。なので、会議が混乱しないためにも、極力自分の意見は口にしないように気をつけていたのですが、案だしの会議から参加させていただき、ウズウズしっぱなしw でも、大きな事業が立ち上がる現場に立ち会えて、勉強になりました。

企画書制作は好きだけど、ハードな仕事。短納期でどれだけ詰め込めるかって世界ですからねぇ。そんなこんなで、〆切前日は、朝10時に集まり、担当の方4人とともに作業開始。無事に完成し、某社を出たのは

明け方4時

でした。

いやぁ、働いたはたらいた。

ふだん徹夜することはあっても、たいがい1人でパソコンに向かっているので、複数での夜なべ作業はなんだか楽しかったです。

そして帰り道、どうしてもお腹が空いて、アレが食べたくなり…。
立ち寄ったのは

吉◎家。

明け方に、スーツ姿の女が、1人でヨシギュー。
どうかと思うけど、まぁ、気にしません。
それよりも夜明けによしギューって、学生時代以来で新鮮でした。

体はクタクタだったけど、気持ちは元気いっぱい。
「私、仕事が好きなんだな」とつくづく。そして、こうして仕事に打ち込めるのも周りの協力あってこそだと感謝しながら、並盛り・つゆだくをむさぼるように食していました。

すると、私の次に入店してきた男性のお客さんが店員に「並み、つゆだくで」とオーダー。すると、店員さんから衝撃のひと言が!!

「牛丼、いま作っているところなんで、無いんですよ。

豚丼ならありますけど」


顔色ひとつ変えずに、さらりと言ってのける店員。

吉◎家なのに、牛丼ないんすか!?

あまりにもビックリして思わず顔を上げたら、そのお客さんは

「ありえんてー」

と呟いていました。そりゃそうだ。

でも店員は臆することなく

「あと15分ほどしたら出来ると思いますけど」とサラリ。

おいおい。

「早い、安い、うまい」牛丼がウリではなかったでしたっけ?

男性は仕方なく「じゃ、豚丼ひとつ」とオーダーしてました。

牛丼のない吉◎家。。。

「ありえんてー」

at 16:56, kanako, 編集人kanako

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珈琲がない!

出産をはさんで鳴りを潜めておりましたが、実は私、部類の珈琲好きでございまして。低血圧な体質もあいまって、1日3〜5杯は飲みたい派。午前中に珈琲を飲まないと、一日が始まりません。

が、しかし。うっかり珈琲をきらしてしまった週末。買いに行こうにも、三国には焙煎屋がないのよぉ。そんなわけで、こちらに引っ越してきてからはスーパーで買うことが増え、でもスーパーの珈琲を買いに風邪っぴきの子どもを連れて買い物に行くのも億劫で。そんなわけで悶々と日曜の昼下がりを過ごしていたのですが、ある事実に気づきました。

豆を買いに行くより、
飲みに行く方がはるかに早い。

三国はCafe天国。
最寄りのスーパーまで車で10分弱かかるのに、
徒歩圏内にカフェや喫茶店が何軒もあるんですよ!
車で5分圏内となると、そりゃもうわんさか。
カフェマップを作ろうと企んでしまうくらい、良質なカフェが多い。

以前住んでいた街は、徒歩圏内に大型スーパーがいくつもあって便利だったけど、カフェがない街でした。なんて対称的なんだろう。海辺に引越してから不便を嘆いていましたが、視点を変えればとても住み心地がよいんです。そんなことにも気がつかないくらい、この半年間がむしゃらに過ごしていたんだなぁw

そう思い立ち、お昼寝中の王子を相方に託して出かけることに。
行き先は、去年できたばかりのmicnic(ミックニック)。
注文したのは、プレミアム珈琲「パナマ ゲイシャ」。
久しぶりの「おひとりさま時間」だし、
思い切って一番贅沢な珈琲を頼みました。

そしてコーヒーカップを顏に近づけた瞬間、

!!!!!

芳醇な香りに驚きました。
口当たりはライトなのに、奥深い味わい。
心地よい珈琲の香りが、鼻先をぬけていきます。

珈琲を飲みながら物思いにふけろうと思っていたのですが、憂うつな気分を一瞬で吹き飛ばされ、テンションも上がりました。カフェに入るまでは誰とも話したくない気分だったのに、饒舌になった私はマスターに珈琲の話をいろいろ聞いたりして。

美味しい珈琲だったぁ!



カウンター正面にある大きな窓の向こうは、優しい光が差し込む木立。海にきらめく春の陽射しが反射して、森に迷い込んできていました。

こうしてリフレッシュ完了。
いい日曜日となりました。
かなこ復活。

そして向かえた月曜の朝、ハッとしました。


あ、今朝も珈琲がない…。


そんなわけで、今日も朝からミックニック。
のんびりし過ぎてしまいました。
決して仕事から逃げていたわけではありませんよ。

逃げていたわけではありませんよ。

今日のお仕事はウェブデザイン。社会人一年生の時は企業のデザイン室にいたので、ちょっとしたデザイン加工ならできたりします。ほんのちょっとね。でも、普段の仕事とは頭の使う場所が違うわけでして。

朝から美味しい珈琲をいただくと、
頭のスイッチが切り替わってちょうどよいです。
だから、仕事場に戻るのが遅くなってしまってごめんなさい
(問:誰に言ってるのでしょうか)









at 15:49, kanako, 編集人kanako

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パワフルおばちゃんに学ぶ、主婦の在り方

昨日、織田町にある「じんべえ」さんにいました。
料理撮影のご協力をいただきまして、季節もの料理をパシャリ。
この時期、年末年始に発刊する紙媒体の締切ラッシュにあたります。
なので、正月ネタの記事を書くことが多い今日この頃。
気分はすっかりお正月です。

ここは、60歳超のおばちゃんたちが手がけるお惣菜の店。地元の主婦が手がける手づくりのお惣菜が人気です。私にとって、近所にあったらいいのになーと思うお店のひとつ。

初めて訪れたのは1年前。忘れもしませぬ、あれは出産前日のこと。予定日を10日も過ぎ不安にさいなまれている私を、相方がドライブに誘ってくれ、辿り着いたのが剣神社。帰りに立ち寄り、大きなお腹を抱えながら、お腹いっぱいランチを食しました。

出産直前の妊婦が安心してどか食い出来る店とは、
つまり、
安心&安全で、食欲をそそる料理が並んでいるということ。

今年春に取材する機会を得て、今回はそのご縁から、撮影協力をお願いした次第。おばちゃんたちに郷土食のレシピを教わったり、主婦の冬支度について指南してもらったり。賑やかで楽しい取材となりました。このお店のもう一つの売りは、おばちゃん達のしゃべり声。なんだか親戚の家に遊びにきたみたいで、ホッとするんだよね。

ここに来ると、私は必ずお惣菜を買って帰ります。日頃、スーパーのお惣菜が苦手で一切買おうとしないのですが、ここのは別格。おふくろの味そのものなんだもん。お惣菜を買うというよりも、親戚のおばちゃんが作った料理のおすそ分けをもらうという感覚。

「昔と違って、いまの主婦はやることが多くて忙しい。大変でしょ。うちのお惣菜を利用して、少し楽したらいいじゃない」

春に取材した時、オーナーに言われてハッとしました。それまで、現代の主婦って昔よりラクしてるもんだとばっかり思い込んでたから。でも、そうとも言えないのよね。女性が社会に進出するようになったけれど、主婦としての仕事量がそれに比例して減ったかというとそうでもない。男女雇用機会均等なんて言うけれど、まだまだ未完成な社会。もしかしたら女性の仕事量が増えただけかもしれない。

たまには自分にラクさせてあげてもいいじゃないか。

「お惣菜の味が苦手&後ろめたい」という前提がなければ、時には手抜きもいいんじゃないかしら。素直にそう思わせてくれました。もちろん、安心して食べられるものに限るのですが。

そんなわけで、じんべえに行った日の我が家の食卓は、こんな感じ。



酢豚、ナスの煮浸し、冬瓜とナスと鶏の中華風煮物、かぶの甘酢漬け。
ボリュームたっぷり。大人2人ではとても食べきれません。
しめて1200円なり!!安い!
心底、近所にあったらいいのにと思うお店です。おすすめ。

ちなみに、取材を終えて7時頃帰宅すると、夫が子どもの離乳食を手づくりして食べさせてくれていました!献立は「大根とツナの煮物」

普段は作りおきを冷凍ストックしておくんだけど、近ごろ忙しかったから離乳食もワンパターン気味。でも、こういう時のために、念のためベビーフードも買ってあるんですよ。けれど、手づくりしてくれた。子どもが生まれて1年。思わぬ食育効果が現れており、かなり感激しました。ありがとう。

男たるもの、こうでなくっちゃ。夫のこういうところ、本当にかっこいいと思います。度量のある男じゃないと、これはできないよ。

家事を分担していると書くと、度量の小さい男たちは「男のくせに」とか「男は仕事だろー」とか言うので、あまり書かないようにしているんだけど。本当の男ってのは、仕事もバリバリしつつ、こういう時にさりげなく家事をするもんだと思います。

たまには旦那さまも褒めておかないとねw
え?雪が降る??

話が脱線しましたが、元に戻すとですね、地域を活性化する主婦パワーに触れ、働く女はどうバランスを保つべきか、なんてことを考えさせられた晩ご飯でした。

at 01:13, kanako, 編集人kanako

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ファンデーション

突然ですが、今年の春から、ファンデーションを変えました。
長年、資●堂のプラ●ディア使ってたんだけど、
取り立てて肌にいいってわけでもなかったので変えたいなーと思い、妹に相談。んで、妹んとこのファンデを使うことにしました。

実はうちの妹、エステ店やってるんですよー。
プロのアロマセラピストでエステティシャンですよー。
姉妹といえど、このキャラに違いはなんだろうねぇw

で、そのファンデがえらくイイ。薄付きなんだけど伸びが良くて化粧崩れしにくい。コスメ系はあまり得意じゃないんだけど、このファンデがイイってことは実感として分かる。しかも値段も安い(本来はお店のお客さまのみ買える商品っぽいんだけど、まぁ、それは姉の役得っちゅうことで)

なんで突然こんなネタかというと、こないだ一足早くママになった友達から、「妊婦は通常よりもシミが出来やすい」って聞いたのね。20代後半から気になり始めた肌のシミ。かなりドキッとして、妹の指南のもと日焼け対策をしようと思い立ったんだけど、なにせこのズボラな性格だから、ファンデをきっちり塗って外出するのが関の山。最近は面倒くさくて帽子すらかぶっていない…。

でも、今日、ふと思ったわけですよ。
そのわりには、
友達に聞いていたよりはシミの数が増えていないんじゃないか、と。
見て見ぬ振りかもしれないけどさー、そんなに増えてないもーん。

そんな言い訳をしながら、
今日もファンデ薄付きのみで外出してしまいました。
んで、さっき帰宅。
みんな、日焼け対策ってちゃんとしてるのかなー?どう?

今週末は相方は3日泊まり込みで「北潟祭り」に行ってます。
3日もいないと退屈ねー。退屈なので、帰宅早々PCに向かってダラダラとブログ書いていたら、なんかセールスコピーみたくなってしまった。うーん。コレ書いたら次は何して過ごそうかしら。

ちなみに、妹の店は →こちら

宣伝はあまりせずに口コミでやっている、県内では老舗のアロマエステ店。
「美」や「癒し」に質や実を求める人には、
ひいき目なしでオススメっすよー。

at 17:05, kanako, 編集人kanako

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